まずは一年の計において我が家の神様の棚掃除を清酒を沸かし浄めます。内に収めて有ります「多宝塔」も真水で浄めます。この神棚は南の部屋に東向きに収めて有ります。 次に　衣食住の神様の棚掃除をしますやはり「多宝塔」が収めて有り沸かした清酒で拭き上げます。「多宝塔」は真水で浄めます。 ご先祖が本願寺を宗派とされていましたから拵えましたお厨子には「阿弥陀如来様」を迎え入れました。本来のお仏壇ですと脇座に勢至菩薩様と聖母観音菩薩様のお掛軸となるそうですが形に現して観たく思いましたから仏像にして頂きました。お華入とお蝋燭たてと香立ての三具足は菩提寺の明行寺様よりお祝いに頂いたものです。軽く布で拭き上げました。次に家業の繁栄を願って開拓の祖とされます大黒様も沸かした清酒に手浄めます。脇に智慧の神様「老子様」宇宙の神様「火の水神様」です。紅白の鏡餅も我が家特有の形で成功を祈るものです。ただし不祝儀の場合には上下共白飾りとします。多宝塔は真水にて浄めます。 各　部屋事に鏡餅を飾りますが以前ひと臼作りは家の力と言われました二升五合の大鏡餅は今でも現存を護りカフェサブヒロにてお飾りしています。あとの部屋には、目的と役割にて一升と五合と小さな小飾りがあります。水神様や荒神様にもお供えします。 いよいよ終盤に入ります。玄関飾りとお浄めです。今年は希望の「老松、青竹、古白梅」と揃いました。足元に熊笹を添えてお正月を迎えます。